らくしふ

全店舗月4,000時間の創出に成功。顧客対応や店舗運営に注力できるようになり、売上も約3%向上!

チムニー株式会社
業種: 外食
店舗数: 206店舗
従業員数: 4792名

チムニー株式会社

チムニー株式会社 代表取締役 松本 丈志様

チムニー株式会社は、「はなの舞」や「さかなや道場」などを主力業態とする、30以上のブランドの飲食店を全国約450店舗展開する総合飲食グループです。同社はシフト作成業務の効率化を目的に「らくしふ」を導入しました。結果、月間のシフト作成業務時間が1店舗あたり約20時間短縮され、店長は顧客対応や店舗運営により多くの時間を割けるようになったことで、店舗によっては約3%の売上向上に成功しました。
今回はチムニー株式会社 人財教育部長 竹内 敦史様に、「らくしふ」の導入効果について詳しく伺いました。


導入前
  • 店長がシフト作成業務に追われ、顧客対応や店舗運営といったコア業務に十分な時間を割くことができずにいた
  • 手作業によるシフト作成は転記ミスなどが発生。キャストとの信頼関係に悪影響を及ぼし、離職や人員不足だけでなく、企業の信用問題など経営リスクが大きい
  • ヘルプ要員の業務スキルを事前に把握することが難しく、受け入れ先の店舗で適切な業務を割り振ることが困難だった
導入後
  • シフト作成時間を接客の質の向上や人件費削減の施策に充当。売上が約3%向上した店舗も
  • 確認事項などをスムーズに共有できるなど、店長とキャストのコミュニケーションが円滑になったことで、良好な関係を構築
  • ヘルプ要員の在籍店舗・名前、スキルを事前に把握できるようになり、受け入れ先の店舗で最適な人員配置を行うことができるようになった

「はなの舞」や「さかなや道場」など、全国に約450店舗の多様な業態の飲食店を展開

チムニー株式会社様の事業内容をご紹介ください。

竹内主力業態の「はなの舞」や「さかなや道場」などの海鮮居酒屋に加え、焼肉店やカフェなど30以上のブランド飲食店を全国約450店舗で展開しています。どの店舗も、地域のお客様に愛される店作りを目指し、地域に根ざしたメニューを提供している点が特徴です。 また、人的資本の強化にも力を入れています。社員の働く環境整備のため、ベースアップはもちろん、リフレッシュ休暇制度として5連休取得推進の取り組みなどを進めています。 1984年の創業以来、おかげさまで2024年に創業40周年を迎えることができました。企業理念である「お客様から『ありがとう』をいただく」の実現のため、創業50周年・60周年に向け、新業態・既存業態問わず積極的な出店を図っていきたいと考えています。

チムニー株式会社

手作業でシフトを作成。避けられない人的ミスでキャストとの信頼関係にも悪影響

「らくしふ」導入前はどのような課題を抱えていたのでしょうか。

竹内「らくしふ」導入前は、各店舗の店長が、シフト希望表の回収の呼びかけから回収、勤怠システムへの転記、確定シフト表の受け渡しまで、シフト作成の全工程を手作業で行っていました。そのため、店長はシフト作成に一定の時間と労力を費やさなければならず、本来注力すべき顧客対応や店舗運営に十分なリソースを割くことができずにいました。 また、手作業であるがゆえに、どうしても人的ミスは避けられません。例えば、シフトの転記ミスによってキャスト※が希望する勤務時間よりも短い時間のシフトを組んでしまう、といった事態も度々起こっていました。このような状況では、キャストに「希望した時間で働けないのなら、他の企業のお店で働こう」と思われてしまう可能性があります。その結果、企業理念である「お客様から『ありがとう』をいただく」ために必要な人員を確保できず、店内の人員不足から追加注文が受けられなくなるなどの機会損失に繋がるだけでなく、企業としての信用問題にも発展しかねません。こうした経営リスクも踏まえ、またキャストとの信頼関係を構築する上でも、ミスが多くなりがちな手作業によるシフト作成業務の改善は必要不可欠だと考えていました。 ※キャスト:チムニー株式会社におけるアルバイト・パートの呼称

「らくしふ」導入までの流れを教えてください。

竹内近年、当社ではさまざまな領域でDX化を進めており、その一環として「らくしふ」も導入を検討しました。導入にあたり、まずは新宿区・広島県・千葉県における計40店舗で、約1年間にわたるトライアルを実施しました。特に、LINEを用いたシフト回収に切り替えたことで、シフト回収のスピード感が大幅に向上したことを実感し、その後、直営店約200店舗への本格導入を決定しました。

チムニー株式会社

全店舗あわせて月4,000時間の時間創出効果。売上が3%向上した店舗も

「らくしふ」導入により、どのような効果が生まれましたか。

竹内シフトの回収・作成・管理にかかる時間が大幅に短縮されました。1回のシフト作成にかかる時間が、体感で10時間程度短縮されたと思います。当社では月に2回シフト作成を行うため、「らくしふ」を導入している全店舗で試算すると、「10時間×2回×約200店舗」で月間約4,000時間もの時間創出効果が見込める計算になります。 店長はシフト作成に充てていた時間と労力を顧客対応や店舗運営などのコア業務に充てられるようになったことで、顧客対応の質が向上し、店舗によっては売上が約3%も向上しました。また、これまでキャストに割り当てていた業務を店長が代わりに行えるようになり、人件費も削減できました。キャストと店長が一緒に作業できるようになり、教育面でも良い効果が出ています。キャストの反応も良く、シフト希望の提出や確定シフトの確認をスマートフォンで完結できるようになったことで「楽になった」という声が数多く寄せられています。

特に気に入っている機能があれば教えてください。

竹内重宝しているのはメモ機能です。例えば、キャストがシフト希望を出す際に「○日は休み希望ですが、人が足りなければ出勤できます」といったメッセージをメモに残してくれることがあります。以前は店長が一人ひとりに対し口頭で確認していたことを、メモ機能が代替してくれています。こうしたキャストからの申し出に対し、店長は「協力ありがとうございます」とメモで返事をするなど、メモ機能を活用して良好な関係を築いています。

チムニー株式会社

▲ キャストのシフト希望を一覧で確認。メモ機能でキャストからの個別メッセージを残せるのでシフト作成がスムーズに行えるように

チムニー株式会社

▲ 確定シフトに対し、店長が当日の作業指示をメモに記入することで、キャストへの教育やナレッジ共有が円滑に

竹内また、店舗間でヘルプ要員を送り合う際に、キャストの在籍店舗・名前が把握できる仕様も助かっています。業態・店舗によってメニューや接客マニュアルは異なるため、ヘルプ要員のスキルが分からなければ受け入れ先の店舗はどの仕事をヘルプ要員に任せていいのか、事前に判断できません。一方、「らくしふ」でヘルプ要員の在籍店舗・名前が分ければ、その人が持つスキルを判断できます。結果として、受け入れ先の店舗は、ヘルプ要員のスキルに応じて事前にキャストの配置を調整できるようになり、より効率的に社内の人的リソースを活用できるようになりました。

『らくしふ』を導入したら...

① シフト作成業務時間の短縮
  1. シフト作成業務が体感で月に20時間短縮
  2. 全200店舗で「らくしふ」を使うと、月間4,000時間のシフト作成時間短縮
② 1店舗の売上が3%向上
  1. 店長がシフト作成にかけていた時間を顧客対応や店舗運営に投下した結果、売上が約3%UPした店舗もある
③ キャストとの関係性向上
  1. メモ機能でキャストとのコミュニケーションが活性化
  2. スマートフォンでシフト希望を提出できるため、キャストから「楽になった」という声多数
④ キャスト配置の最適化
  1. 「らくしふ」で表示されるヘルプ要員の在籍店舗・名前からスキルを判断し、キャストの配置を最適化

「らくしふ」からの未利用店舗への声がけなど、導入後のアフターフォローも充実

「らくしふ」のサポート体制はいかがですか。

竹内どの工程もとても満足していますが、とくに導入後のアフターフォローが充実していますね。例えば、「らくしふ」のサポートから「らくしふ」未利用店舗に連絡して、利用を促してくれることもしばしばあります。当然、当社側でも利用促進の取り組みは行っていますが、「らくしふ」側からもサポートいただいていることで、当社の負担はかなり軽減されています。

今後の「らくしふ」への期待を教えてください。

竹内シフト作成・管理にとどまらず、経営的な視点から「らくしふ」を活用していきたいと考えています。2024年11月に発表した当社の2025年3月期(第17期) 中間決算では、営業施策と戦略における店舗収益向上戦略のひとつとして「らくしふ導入によるQSCA向上」を掲げ、最適化されたシフト管理によって、お客様との接点増加と満足度向上を目指しています。

チムニー株式会社

▲ チムニー株式会社 IR情報 決算資料 第17期:2025年3月期 中間決算説明資料P17 より引用

竹内そのために現在、勤怠管理システムとの相互連携に取り組んでいます。「らくしふ」上でシフトから勤怠実績まで確認できるようにすることで、利用率が向上し、多くの店舗で店長がコア業務に注力できるようになるはずです。その結果、売上の向上が期待できます。さらに、勤怠管理システムの売上計画データと「らくしふ」上の人件費率のバランスを見て、適正な人数配置、ひいては人件費の最適化を目指していきたいですね。

最後に「らくしふ」を検討している方へメッセージをお願いします。

竹内かつての当社のように手作業でシフトを作成している企業ほど、「らくしふ」の良さを実感できると思います。また「らくしふ」は感覚的な操作が可能なため、スマートフォンを使える人であれば、ほぼ操作説明を受けずに使いこなせるのではないでしょうか。それくらい操作も簡単です。検討されている方には「使ってみたらその良さは必ず分かります」とお伝えしたいですね。

竹内様、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました!

株式会社クロスビット

株式会社クロスビット

facebooktwitter

〒100-0011
東京都千代田区内幸町2-1-6 日比谷パークフロント 19F WeWork内

プライバシーマーク

らくしふとは

よくあるご質問

サポート体制

© Xbit, Inc.