介護・医療業界の作成負担が大きいシフトを自動作成する新サービス「らくしふ オートメーション」を提供開始
プレスリリース
株式会社クロスビットは、介護・医療業界に対応した自動作成特化型サービス「らくしふ オートメーション」を提供開始しました。介護・医療業界の シフト作成負担の軽減を、直感的な条件設定と高精度の自動作成機能で実現。介護業界の勤務形態一覧表、医療業界の様式9の作成支援にも対応し、現場の業務負担を大幅に軽減します。
◾️サービス開発の背景
これまで「らくしふ」は、外食・小売・アミューズメントなどアルバイト比率の高い業界を中心に、人件費の最適化や業務効率化を支援し導入事業所数は30,000拠点、累計利用ユーザーは100万人を突破しております。一方、介護・医療業界のように正社員比率が高く、24時間運営及び人員配置基準の管理が求められる現場では、勤務パターン・資格要件・夜勤制限などのシフト作成条件が複雑化し、シフト作成負担が大きくなっていました。その結果、シフト作成を担当する管理者が業務時間外にシフト作成を行うといった現状がありました。
こうした課題を解決するため、クロスビットは、介護・医療業の現場の業務特性に合わせ、より柔軟かつ高精度な自動作成エンジンを開発しました。これにより、複雑な条件下でも自動作成が可能となり、現場のシフト管理DXをさらに推進します。
◾️作成負担の大きいシフトの自動化を実現する「らくしふ オートメーション」のポイント
「らくしふ オートメーション」では、作成負担の大きいシフトの自動作成を独自のアルゴリズムで実現します。夜勤回数・連勤数・資格区分・スキル・相性など、多様な条件を考慮し、公平でバランスの取れた人員配置を自動生成します。
・直感的・柔軟な条件設定で、自動作成をサポート・シフト作成時間を最大8割削減
「らくしふ オートメーション」を先行活用いただいた施設においては、シフト作成の自動化により、作成時間がエクセル活用と比べ最大8割削減(※)されています。その結果、利用者や患者のケアや教育・マネジメントなど管理者の本来業務への時間再配分が可能となり、現場の働き方改革にも寄与しています。
- ※らくしふが提供する自動作成機能とLINE連携を一部ユーザーに先行でご活用いただいた際の導入効果
・LINEでシフトを回収・転記、提出依頼の通知も自動送信・シフト作成時のコミュニケーション負荷を軽減
スタッフはLINEで希望シフトを提出し、未提出者には自動でリマインド通知が届きます。また、管理画面には希望シフトが自動転記されるため、提出漏れや転記ミスを防止します。そして、LINEで確定シフトの共有・確認もできるため、シフト作成におけるコミュニケーションコストを削減します。
・介護業界の勤務形態一覧表や医療業界の様式9の作成にも対応
介護業界における勤務形態一覧表は、介護職員の雇用区分や勤務パターンを整理し、職員配置基準の確認や各種加算の算定に必要となる帳票です。また、様式9は、病院が適切な診療報酬を受け取るために厚生労働省が形式を定めている書類で、看護職員の配置数や勤務状況などを算出するために用いられます。
「らくしふ オートメーション」では、これらの帳票に利用可能なデータを出力可能です。介護・医療業界それぞれの帳票作成業務をサポートすることで、煩雑な書類作成業務を大幅に効率化します。
◾️今後の展開
クロスビットは今後、介護・医療業界を中心に、自動作成機能のさらなる活用と現場課題に即した機能拡張を進めていきます。それぞれの業界における勤務体系や運用ルールにフィットしたサービス展開を通じて、現場の業務効率化だけでなく、スタッフ一人ひとりが安心して働ける環境づくりを支援します。クロスビットは今後も「らくしふ」・「らくしふ オートメーション」の提供を通じて、働く体験の質向上を目指してまいります。
サービス正式提供開始日:2025年11月1日