生鮮スーパー業態では珍しい、レジ部門・レジ以外の部門間での応援勤務もスムーズに

従来利用していたシフト管理システムでは数字管理ができなかった。

まず「らくしふ」導入前、どのようにシフトを作成されていたのか教えてください。

久貝様レジ部門では「らくしふ」導入前、実は別のシステムを利用して、シフトを作成していました。ただそのシステムでは人件費や総労働時間などを把握できないシステムになっており、あくまで「シフトを作成するためのシステム」として利用していました。そのため、人件費や労務管理は別のシステムをわざわざ見に行く必要があったんです。

レジ以外の部門ではいかがでしょうか。

久貝様レジ以外の部門ではシステムは一切利用しておらず、アナログなエクセルで作成していました。やはりアナログ作成では生産性が悪い状況が続いており、例えば急なシフト変更や欠員が発生した場合、手書きで修正を行ったり、口頭で指示を出したりといった状況でした。

ありがとうございます。具体的にどの程度の作業時間を要していたのでしょうか。

久貝様レジ部門では1週間分を作るのに、2-3時間ほどは要していました。レジ以外の部門ではワークスケジュールを手作業で作成していました。

売上予算や人件費などの管理についても教えてください。

久貝様レジ部門もレジ以外の部門も、別のシステムに入っている売上予算や客数などの数字を都度見に行って、シフト表に反映させるような手間が発生していました。

それ以外の当時の課題を教えてください。

久貝様数としては少ないのですが、部門を横断した勤務調整は当時、口頭だけの指示になっていました。

全スタッフのタスクも見える化。レジとレジ以外の部門間の応援もスムーズに

それでは「らくしふ」導入後、どのような変化が生まれたのかお伺いしてもよろしいでしょうか。

久貝様まずレジ以外の部門では「タスク」を事前に設定して、それを割り当てていくという流れになりますので、文字の入力なども無くなり、マウス一つで作成することができるので作業時間の短縮に繋がっています。

レジ部門ではいかがでしょうか。

久貝様レジ部門では作業時間の短縮はまだこれから、というのが正直なところです。ただ、今まで見えていなかった予定労働時間などの指標が見える化されたことにより、全体の管理が適切になった印象です。

ありがとうございます。全体の情報が見える化された効果は、他にもありますか。

久貝様レジ部門から食品の品出しに応援に回る際など、「らくしふ」を見れば簡単に誰が応援可能かの確認・調整までできるので全体調整はスムーズになりました。

それでは今後、「らくしふ」に期待することや改善要望などを教えてください。

久貝様弊社の業態だと部門ごとに必ず売上予算を持っているので、部門単位で売上予算などの数字を入力することができるようになると良いと思います。また勤務時間も部門ごとに違うので、「らくしふ」で言うポジションごとでシフト表の時間を変えられるようになると、より画面は見やすくなり、シフト作成もスムーズになると思います。

貴重なご意見ありがとうございます。他にも何かございますか？

久貝様弊社の業態のシフト管理はチェッカーと呼ばれるレジ部門と、加工食品や実際の売上、水産などのグループで考え方が全く異なります。そのため、どちらかでは有効でも、もう一方ではあまりフィットしないということがあります。ただ「らくしふ」さんはこれまでも柔軟に対応してもらえているので、今後についても凄く期待しています。

山城様、久貝様、お忙しい中お時間いただき、ありがとうございました！